演出家より
終演後トークゲストを発表!!
毎日22時。sunday各作品をUSTREAM配信中!!
sunday各作品をUSTREAM配信中!!
6/30(月)~7/8(火)の9日間に渡って、各日22:00より、
USTREAMで、sundayの過去作品(「サンプリングデイ」、「ハイウェイ」、「グルリル」)を配信します!!

6/30(月)22:00 グルリル
7/1(火)22:00 サンプリングデイ
7/2(水)22:00 ハイウェイ
7/3(木)22:00 グルリル
7/4(金)22:00 サンプリングデイ
7/5(土)22:00 ハイウェイ
7/6(日)22:00 グルリル
7/7(月)22:00 サンプリングデイ
7/8(火)22:00 ハイウェイ

配信はこちらから

・各日の放送は22:00からとなります。上演時間は、2時間程度となります。
・過去作品の配信終了後、『友達』の出演者による10分程度のコメント映像を配信いたします。


サンプリングデイ

7/1(火), 4(金), 7(月)22:00〜 UST配信


脚本・演出・プロデュース
ウォーリー木下

出演
赤星マサノリ 平林之英 宮川サキ 井田武志 安元美帆子

会場/日程
精華小劇場 / 2010年7月18日(日)~25日(日) 11ステージ

あらすじ
およそ100人のある一日を5人の役者がサンプリング。
そして、ある一日を超えて、永遠とか、
そういうものに少しでも近づこうとする話。

ハイ/ウェイ

7/2(水), 5(土), 8(火)22:00〜 UST配信


作・演出
ウォーリー木下

出演
赤星マサノリ 小松利昌 平林之英 宮川サキ 井田武志 安元美帆子 椎原小百合

会場/日程
HEP HALL / 2011年10月1日(土)~3日(月) 6ステージ

あらすじ

人と人が出会って別れる。そこに含まれる奇跡とか偶然とか笑えるくらいの哀しさとか、そういうものを描きたいと思います。忘れないうちに。

人は死んだら長い階段を歩いて天国に行くらしい。その階段はあまりにも長くて、あまりにも途方がないため、上っているのか下ってるのか、わからなくなるらしい。そういう言い伝え?がアイルランドのある地方にはあるらしい。「らしい」ばかりで申し訳ない。この話を聞いたとき、国によって天国(死後の世界と呼んでも良いが)は違うのだろうか、と疑問に思った。だとしたら僕は日本人だから日本の天国に行くのか?それとも死んだ場所がアイルランドなら、僕は途方もなく長くどっちが上でどっちが下かもわからないような階段をせっせと歩まなくてはいけないのか?

パズルのように組まれた幾つもの階段、影とライト、さまざまなものが反転する世界で、7人の役者が入れ替わり立ち替わり一人か二人の幻を演じる。

もう一度、国別の天国説について考える。もしも世界中の人が同じ天国(死後の世界と呼んでも良い)に行くとしたら、それはそれでイヤだと思う。なぜなら、おそらく天国には知らない外国人がたくさんいるわけだ。先日、出席したパーティみたいに。あのとき、英語もしゃべれない僕は黙々と酒を飲むしかないわけで。天国がそんな気まずいパーティみたいだったら、イヤだ。

この空はあの空に繋がっている。

グルリル

6/30(月), 7/3(木), 6(日)22:00〜 UST配信


作・演出
ウォーリー木下

出演
赤星マサノリ 平林之英 井田武志 宮川サキ 安元美帆子 吉陸アキコ 椎原小百合 澤村喜一郎(ニットキャップシアター) 岡嶋将英 榎園実穂

会場/日程
ABCホール / 2012年11月9日(金)~11日(日) 5ステージ
パルテノン多摩 小ホール / 2013年1月11日(金)~12日(土) 2ステージ

あらすじ

その本に出会ったのはひょんなことがきっかけだった。もう10年以上前、僕はある夢を見た。
目覚めた時にはただ「グルリル」という地名が出てきたことだけを覚えていた。そこで僕は何かひどい目にあって、それは寝汗でわかった、でもそれがどんなひどい目なのかは全く覚えていない。
それから7年後、今度はプラハに旅行にいったとき。現地の友人とその恋人(ドイツ人の男性)の家に泊まらせてもらった。そのドイツ人は日本語が上手で、日本の文化にも詳しく、ムーンライダーズと石野卓球のファン、僕らは朝まで喋り明かした。 そのときに、彼がいま日本語に翻訳しているSF小説の話になった。それが「近未来グルリル」である。僕はそのコピーをもらい、旅の間に読んだ。その街は灰のようなものがずっと降り続いていた。
そしてさらに時間が流れ、つい先日だ、次回作のタイトルを決めなくてはいけない〆切りの日がきた。思いつかないままネタ帳を広げ、ぱらぱらめくっていると「グルリル」という文字があった。夢で見た地名、と書かれている。僕は急いで訳文のコピーを探したが見つからなかった。 旅先で捨ててしまったのだろうか。プラハの友人に連絡したが、彼とはもう別れて今はどこにいるのかは知らないの、と言われた。途方に暮れて、外を歩いてると上から雪が降ってきた。7月だというのに。目の前を「グルリル〜!」と呼ぶ女性が通り過ぎる。一匹の猫が向こうの壁の上でニャーと鳴いた。
ーーー2時間、灰のようなものが降り続ける、地層の演劇。